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わくてかラビットのPowerPointで作ろうLINEスタンプ講座 初級編

2014.07.11わくてかラビット

カテゴリー: LINEスタンプ作成TIPS
わくてかラビットのPowerPointで作ろうLINEスタンプ講座 初級編

こんにちは。LINEスタンプクリエイターのわくてかラビットです。
今日は、PowerPointでLINEスタンプを作る方法をご紹介したいと思います。

はじめに. PowerPointとは

PowerPoint(以下パワポ)は、Microsoftさんが販売しているプレゼンテーション用ソフトです。プレゼンで使う資料や、スライドの作成などに用いられるのが一般的です。そんなパワポですが、実はかなりお絵かきの機能も充実していまして、使い方によってはきちんとしたイラストも描くことができるのです。

▼僕の場合、手描きよりもパワポの方が、LINEスタンプっぽさが増します。
僕の場合、手描きよりもパワポの方が、LINEスタンプっぽさが増します。

そこで、本日はこのパワポの図形ツールを駆使してLINEスタンプを作成する方法をご紹介したいと思います。
※本稿では最新版のパワポ2013を用いて説明しますので、一部のツールが見当たらないという方は一度、ご使用になっているパワポが最新版かどうかをご確認いただければと思います。

 1.円を描こう

まずは、図形ツールを使って円を描いてみましょう。パワポできれいな円を描く方法はおおよそ2つあります。「円/楕円」ツールを使って均等で綺麗な円を描く方法と、「曲線ツール」で点を一つ一つ打ちながら描いていく方法です。

今回僕が描きたいのは少し膨張した感じの円なので、「曲線ツール」を使って円を描いてみましょう。[ホーム]タブから→[図形描画]の[曲線]を選択します。

[ホーム]タブから→[図形描画]の[曲線]を選択します。

選んだら、なんとなく肉まんのような形を思い浮かべながら点を打っていきます。後で調整するので、この時は細かいことを考えずテキトーに描きます。始点と終点を結んだら、円のできあがりです。

▼いびつな円が完成しました。

いびつな円が完成しました。

2.円の色と形を整えよう

なんとなくそれっぽい円が描けました。ただ、線の細さや色が気になります。
線を選択した状態で右クリックして[図形の書式設定]を選びましょう。右側にウィンドウがでてきますので、そこで線の色や幅、塗りつぶしの色を変更することができます。ここでは線を黒く、中の塗りつぶしを白に、線の幅は6ptに設定してみましょう。

▼線の幅と色が変わりました。線の幅と色が変わりました。

次に、円の形が多少いびつなので修正します。
描いた図形を右クリックして、[頂点の編集]を選びましょう。頂点の編集では、線を構成している頂点の位置や、線の角度を調整することができます。

頂点の編集では、線を構成している頂点の位置や、線の角度を調整することができます。

頂点をいじると白い四角のついたハンドルが現れます。ハンドルを調整すれば、線の角度を調整することができます。また、頂点の編集中に図形を右クリックすることによって[頂点の追加]が行えます。

頂点を増やすとより細かい調整が行えますが、滑らかな曲線を描きにくくもなりますので、頂点の増やしすぎには注意が必要です。

▼いい感じの円が完成しました!
いい感じの円が完成しました!

3.図形を統合しよう

あとは、この調子で猫に耳や体を足していきます。先ほどと同様に、[曲線]ツールで耳などをなんとなく描き足します。

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ここで、それぞれのパーツをより滑らかに繋げるため、[図形の統合]を行ってみましょう。統合されたオブジェクトは、統合後は一つのオブジェクトとして認識されます。そのため、線の幅や色を変更する場合でも一気にまとめて修正することができます。

Ctrlキーを押しながら統合したい図形をクリックし、二つ以上の図形を選択中の状態にします。[書式]タブから[図形の挿入]の中にある[図形の結合]→[接合]を選ぶと、選択中の画像が接合され、境界線がなくなるのが分かると思います。

▼パーツとパーツの境界線が滑らかになりました。
パーツとパーツの境界線が滑らかになりました。

※二つ以上の図形を選択していない場合や、選択された図形のグループ化が解除されていない場合は[図形の結合]を選択することができないので注意が必要です。

こうして図形を統合したことにより、だいぶスタンプらしい形状になってきました。

▼完成はもうすぐ!
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4.文字を入れよう

以上のようにパワポの図形ツールを用いることで、白くてフワフワした猫の絵が完成しました。それではここに、スタンプにおいて大切な「文字」を挿入したいと思います。文字の挿入は、[挿入]タブから[テキスト]→[テキストボックス]を選び、縦書きか横書きかを選択します。

ドラッグするとテキストボックスが生成されますので、そこに文字を入力してみましょう。フォントを変えると、だいぶスタンプっぽさがでてきました。

▼おお、これだよこれ!
おお、これだよこれ!

ここで、LINEのトーク画面の背景がどんな壁紙であっても文字が視認できるように文字に別の色で縁取りを入れていきます。縁取りしたい文字のテキストボックスを選択した状態で[書式]タブから[ワードアートのスタイル]→[文字の輪郭]を選択します。太さとカラーを選択すれば、簡単キレイに文字を縁取ることができました。

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5.保存しよう

最後に、スタンプの画像を保存します。作成した画像(オブジェクト)全てをドラッグによって選択状態にして、右クリック→[図として保存]を選択します。

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保存してスタンプ化する際は、大きめに描いた画像を保存し、パワポとは別のフリーソフトで縮小と余白作成を行ってもいいですし、元から原寸大で描く方法もあると思います。ぜひご自分に合う方法で作成してみてください。

▼パワポで描いたわくてかラビットのスタンプ
パワポで描いたわくてかラビットのスタンプ

まとめ

いかがでしたでしょうか?IllustratorやPhotoshopやSAIに苦手意識がある方も、パワポでスタンプを作れるような気がしてきたのではないでしょうか。今回ご紹介したのはパワポの中でもごく基本の操作ですので、別のお絵かきツールと役割分担をしてみても楽しいかもしれませんね。

作業に慣れていくとより早くスタンプを作成することができます。僕は仕事が終わってから家で夜にスタンプを描き、最短二日で一セット(40種)を作ることもできました。この際、パワポをマスターしてみたい!という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

何か分からないことがありましたら、僕はTwitter(@wktk_rabbit)をやっておりますのでお気軽に聞いてくださいね。ここまで読んでいただき本当に有難うございました!

記事を書いた人

わくてかラビット

すべてのスタンプをMicrosoftさんのPowerPointで作成しているスタンプクリエイターです。

わくてかラビットさんが作ったスタンプ